新型ミニバン登場!!
トヨタ自動車は29日、
「騎士」という名の新型高級ミニバン
「エスクァイア」を発売した。
1月に全面改良した「ヴォクシー」「ノア」をベースに、
内外装にきらびやかな高級感を持たせた。
従来の同クラスミニバンにはない
独自の存在感を打ち出したモデルである。
価格は259万2000〜320万4000円。
月間販売目標は4000台を掲げている。
カラーは7色。
トヨタミニバン三役揃う。
広い室内空間を追求した5ナンバークラスミニバンに
これまでと異なる“違い・高級感”を付加し、
日本独自のミニバンとして新たな選択肢として開発したように思える。
「国内市場に新たなポジションを築く」新型と
トヨタが言う「新上級コンパクトキャブワゴン」である。
この新型の登場で、ノア&ヴォクシーに加えて
「トヨタ製5ナンバーミニバンの三役」が揃ったこととなる。
コンセプトは高級感。
子育て世代がメーンターゲットのヴォクシーとノアに対し、
エスクァイアは「上質感を求める男性」の取り込みを狙う。
バンパー下部まである大型フロントグリルで存在感を示し、
内装も高級感を演出した。
東京都内で同日開いた発表会で
「家族みんなの広い室内空間が重視される従来のミニバンでは
優先されてこなかったクオリティーやこだわりを実現させた」
と強調した。
仕様
ハイブリッド車(HV)と、
2.0リットルのガソリンエンジン車を用意した。
ガソリン1リットル当たりの燃費性能は最大23.8キロで、
ミニバンの中でトップクラスを実現した。
ガソリン車は3ZR-FAE型2リッター直4エンジンで最高出力152ps。
JC08モード燃費は16.0km/リッター(2WD)の燃費を叩き出す。
ハイブリッド車は1.8リッターの
アトキンソンサイクル・エンジンをモーターがアシストする
リダクション機構付きのハイブリッドシステムで、
トータル出力136psを発揮。
JC08モード燃費は23.8km/リッターと、
当たり前だがノアと同等の燃費レベルを達成している。
バッテリーはフロントシート下に配置することで、
ゆったりくつろげる居住空間や大容量の荷室、
優れた使い勝手を確保した。
エクステリア
エクステリアで特徴的なのは、
クラウンのラジエターグリルを移植したかのようなフロントマスク。
フードモール、ヘッドランプ、
グリルサイドメッキモールまでを一体的にメッキでキラキラ見せ、
その加飾はアンダーグリルまで及ぶ。
全長4695mm×全幅1695mm×全高1825mm、
ホイールベース2850mmながら、
そのサイズ以上のワイド感、押し出し感を持つ。
ヘッドライトはグリルとの一体感を演出し、
LEDのポジションランプとした。
サイドはウインドウ下のベルトモールと
ドアハンドルをメッキ加飾したほか、
バックドアにもシルバーガーニッシュの加飾を加えた。
とにかく全身からキラキラ感が放出している。
同社のヴェルファイアなどの“強面感”とは違う、
独特な存在感と雰囲気を漂わせる。
インストルメントパネルからドアトリムへと続く合成皮革、
ステアリングとシフトノブ、
エアコンスイッチをピアノブラック塗装とするなど、
目に見えるもの手に触れるものの独自の感触・見た目にこだわった。
ノア譲りの低床フラットフロアとすることで室内高1400mmを確保、
乗りやすく過ごしやすい室内空間を実現。
後部座席についてもニースペースに余裕がある。
イメージキャラは?
広告のイメージキャラクターには、
歌手の吉川晃司さんと、
今年で誕生75周年を迎える人気漫画の主人公「バットマン」を起用。
「前を向いて戦い続ける男たちを鼓舞する」という。
高級感たっぷりの新型ミニバン「エスクァイア」
大ヒット間違いなし!!